怒りをコントロールできると人生が変わる

すぐイライラしてしまい、自己嫌悪に陥っていませんか?
いつも怒っている人は不幸で満たされていない印象があります。

今回は「イライラをコントロールできると人生が変わる」というお話です。

怒りの感情をコントロールすべき3つの理由

怒りは心と身体のストレスを増やすから。

怒りという感情に支配されているときは、交感神経が活発になり、ノルアドレナリンやアドレナリンといった興奮や緊張させるホルモンが放出されている状態。
怒れば怒るほどさらなるイライラを引き起こし、その間、心と身体の両面にストレスがかかり続けています。

実際、怒っている最中は興奮状態で気づかなかったものの、あとからぐったり…なんてこともありますよね。

時間とエネルギーを自己成長のために使えるから。

怒りには膨大なエネルギーが使われています。
もしもその怒りのパワーを生産的な方向に向けられたら?
ただイライラしているだけだった時間が、自分を成長させるための前向きな時間になります。

たとえば、毎日なんだかんだと1時間くらいイライラしている人の場合、年間ではなんと365時間もの間イライラして自分を消耗させていることになります。
この時間とエネルギーを生産的なことに使えれば、きっと今後の人生の質が変わるはずです。

人間関係が変わるから。

すぐ怒る人のまわりには、自尊心の高い人がいなくなります。
結果として、怒りをぶつけられても我慢するしかないような自信のない人たちしか残らないので、恨まれたり足をひっぱられたりと負のループが起こりやすくなるでしょう。

一方で、怒りをコントロールできる人の周りには、同じようにセルフコントロール能力の高い人たちが集まります。
お互いを尊重し合える穏やかな人間関係がつくられます。

具体的な例でいうと、やたらと怒りをまき散らすような上司は尊敬できない上に、顔色を伺うばかりの部下たちにとってもストレスですよね。
「あの上司とはできるだけ距離をおきたい」と嫌われてしまうでしょう。

対照的に、本当に必要なとき以外怒らない穏やかな上司は部下からも好かれます。
穏やかな上司の周りには、信頼やチャンスが集まるようになるのです。

まとめ

「じゃあイライラしたり怒ってはいけないってこと?」と思いがちですが、そうではありません。

イライラや怒りの感情が生まれるのは仕方のないこと。
そこで生まれたネガティブなエネルギーを、感情の赴くままに暴走させないことが大事なのです。

この、怒りをコントロールするテクニックを”アンガーマネジメント”といいます。

ネガティブな感情をコントロールし、ポジティブな力に変えて人生をより豊かなものにしていきましょう。

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