占星術から考える、自尊心の育て方-太陽

占星術の世界では、私たちひとりひとりの内側にミクロコスモが存在し、それらは宇宙のリズムとシンクロしていると考えます。

その人が生まれた瞬間の星の配置を平面図に起こしたものをホロスコープといいますが、占星術ではこのホロスコープを読むことでその人の持って生まれた性格や運命を探っていきます。

占い師であり心理カウンセラーでもあるZAHaRAが、占星術的な視点から自尊心の育て方をご紹介します。

太陽系の天体と個人のエネルギー

前提ですが…
とっても簡単にいうと、占星術では太陽系の惑星(月とか金星とか)は人の持つ様々なエネルギーと対応していると考えます。

なかでも太陽~土星までの惑星をパーソナルプラネットと呼び、それらの天体の配置や組み合わせや強弱でその人の生まれ持った個性を探っていきます。

太陽…意識
月…無意識
水星…知性
金星…喜び
火星…情熱
木星…社会性・道徳性
土星…試練となるもの

内なる太陽のエネルギーとは

占星術的に考える太陽は、私たちの自我意識の象徴。

これが自分である、と自分らしさを恥じることなく堂々と主張していく力が、太陽のエネルギーです。

内なる太陽を使えている人の特徴

内なる太陽が使えている人は、ありのままの自分を素晴らしい存在だと認めているため、自尊心が高く、理想としている目標と自分らしさにズレがありません。

自分自身との間に矛盾がなく、まっすぐに突き進んでいるイメージです。

使えていない人の特徴

一方、太陽がうまく使えてない人は自己主張のネガティブな面だけが強調されます。
ただのわがままだったり、プライドだけ高くなってしまったり。

自分らしさを無視して世間的に評価される目標を立てるので、頑張って達成しても、イマイチ満たされないんです。

自尊心を高める、内なる太陽との付き合い方

内なる太陽は、自分らしさを大切にすることを教えてくれます。

自分らしさを大切にするという行為は、自尊心を育て、自分を好きになるための近道なのです。

自分らしさを見つける具体的な方法を3つご紹介します。

自分らしくないもの知る

自分らしさを見つけるためには、自分らしくないものを知る必要があります。
自分らしくないものを見つけたら、できるだけそれを行わなくていいような方法を考えてください。

着ている服やヘアスタイル、メイクといった外見的なものはもちろん、習慣や食べ物、考え方、友達との関わり方などもふくめ、自分らしくないことは極力しないことを頑張ってみましょう。
(みんな、自分らしくないことをするためにエネルギーを使いすぎています)

自分らしくないものを排除した結果残るもの、それが大事にすべきあなたらしさなのです。

ありのままの自分をみとめる

日向と日陰の両方を作り出すのが太陽の光。

内なる太陽を使おうとすれば、そこにはポジティブな面だけでなくネガティブな面も生まれます。
ネガティブな面も認めて受け入れなければ、ポジティブな面だけを享受することはできず、病んでしまうことも。

強力なお薬を飲むときは、副作用も必ずチェックしなければいけませんよね!

自我を尊重するような目標をたてる

自分にとって大切なことが何かをみつけ、それを尊重することは、自分らしさを主張することでもあります。

・自分らしい信念を持ち、その延長に目標を立てる
・ 価値観や思い込みといった無意識のルールと戦わない目標にする(無意識のルールが自分らしくないなら無意識の方を変える)
・他人を批判することによって自分らしさを主張しない

まとめ

太陽は「自分らしさ」の象徴です。

太陽の照らしている自分らしさを大切にすれば、 おのずと進むべき道がわかり、 人生に迷わなくなるでしょう。

自分らしさを知り、それと矛盾しないような生き方をすることで、自尊心を高めましょう。

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