慢性的な肩凝りはストレスのサイン?

私たちは何か我慢をしているとき、無意識に筋肉にぎゅっと力が入り、躰が硬直します。

肩こりの原因としてあげられるデスクワークも、【同じ姿勢でいる】ことにくわえ、その姿勢が躰にとってストレスになっているからこそ、慢性化してしまうのです。

精神的ストレスとの関連性がわかりやすいのは、苦手な人と一緒にいたとき。

心の中に「いやだな」「怖いな」「気まずいな」といった負の感情がある状態では、わたしたちは本能的に躰の防御スイッチをオンにしてしまいます。危険(ストレス)を感じる相手に対し、臨戦態勢を取るというわけですね。

また、機嫌の悪い相手といるときも、一緒にいるこちらの躰が重ダルく疲れてしまったりしますが、これは相手のイライラした波長に同調してしまったからであったり、イライラしている相手から攻撃されないよう自分の身を守っているせいです。

同僚が上司に怒られているシーンを見ているときの、あの感覚です笑

一方で、優しくていい人そうな人と接したときにもあとで肩が凝った経験はありませんか?

これは、相手の中の表面的な態度や、その裏にある計算高さや悪意を直感的に感じ取っているときだったりします。

特に女性はストレスに敏感なので、相手の何気ない言動の中にいわゆる『女のカン』というやつを働かせ、あらかじめ危険な相手を察知できる人が多いのかもしれません。

ストレスからくる肩こりを改善するには、辛い姿勢を続けるなど体へのストレスを減らすことはもちろんですが、できるだけ精神的にストレスのない環境をつくることが重要です。

とはいえ本人の努力だけでストレスの高い環境を改善できないことも多いでしょう。

そんなときには、毎日仕事の休憩時間や終わったあとに、意識的に『リセットタイム』を持つことがとても効果的です。

5分でも10分でも、頭を空っぽにして安らげる自分だけの時間をもうけましょう。

ゆっくり深呼吸して、吐く息とともに躰の力をゆるめていきます。

力の抜き方がわからない人は、まず思いっきり筋肉に力を入れて、限界まで来たところでふわっと解放すると、感覚がつかみやすいかもしれません。

仕事おわりに静かなカフェで一杯だけコーヒーを飲んでから帰る、というのも素敵ですね。 慢性的な肩こりを持つ人は、ネガティブなエネルギーが内側にこもりやすくなっている証拠。

積極的にリセットしていきましょう!

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