自分の気持ちがわからない原因とは?

「自分の気持ちがわからない」「どうしたいかわからない」という人がいます。

やりたくないことだけはハッキリしているんですけどね…

ここでは、自分の気持ちがよくわからないという人が、自分軸で生きられるようになるための方法をご紹介します。

自分の気持ちがわからない原因は?

「~したい」ではなく「~すべき」で生きているからです。

心の欲求ではなく、頭(常識や価値観)で判断してきた人は、心の声を聞く方法を忘れてしまっています。
自分が本当にどうしたいかは、頭ではなく心の声によって生まれるものです。

あなたが行動する動機は?
Want to(~したい)
Have to (~しなければならない)

心の声を聞くには

STEP1:頭の声を静める

「世の中はこうあるべき」
「家族はこうあるべき」
「恋人はこうするべき」
「私はこうするべき」

心の声が聞こえない人は、頭の声が常に話しかけてきている状態。
この「べき思考」を持つ「 頭の中のおしゃべりさん」がうるさすぎて、それ以外の声をかき消してしまいます。

まずは、頭の中のおしゃべりさんに黙ってもらいましょう。

おしゃべりさんを黙らせるには「話を聞かない」のが一番です。
そんなことできないって?

話を聞いてしまうのは、おしゃべりさんがさもそれが「正しいこと」のように繰り返し言うからです。
長年頭の中で繰り返されてきた言葉に、自ら洗脳されてしまっているから。

でも、
それって本当に正しいこと?
それは本当にあなたの本心?
その考え方はあなたを苦しめてない?

今一度、頭の中のおしゃべりさんの言っていることに向き合ってみてください。
今後も死ぬまで従い続ける価値のある話をしているのか、そうじゃないのか

頭の中のおしゃべりさんのことを、心が良く思っていないのなら、それはあなたの本心ではないんですよ!

STEP2:雑念を取り払って心の声に聴き耳をたてる

心の声はとても小さかったりします。
頭の中のおしゃべりさんを黙らせたら、次は雑念を取り払いましょう。

あの人に良く思われたい
これはしておいた方がよさそうだ
ここは黙っておこう…

人は多かれすくなかれ、自分にとっての損得勘定を基準に多くの判断をして生きています。
こういった雑音がざわざわしていると、心の声はまだよく聞こえません。

雑念を取り払うには、思考を働かせないようにすることが一番です。
たとえば、瞑想。
たとえば、運動。
たとえば、趣味に没頭する。

瞑想によって「イマココ」に集中すれば、それ以外のことが消えていきます。
少し息が切れるくらいの運動をすれば、頭にあった意識が身体のほうに集中します。
好きなことに熱中している時間も、瞑想と同じような効果が得られるでしょう。

逆に言うと、先のことばかり考えてしまいイマココに集中できていない人や身体感覚をあまり使わない人、何かに没頭することが少ない人は、雑念だらけになりがちです。
余計なことばかり考えてしまって行動できなかったり、自分の思考で自分を縛り付けているような状態になっていたり。

自分の本心からの心の声が聞こえないので、頭の中のおしゃべりさんがいいわけばかり。
これでは本当にやりたいことがわからないのも当然です。

まとめ

頭がしずまったそのときにはじめて、心の声が聞こえてきます。

「自分の気持ちがわからない…」というときは、とりあえず1日10分だけでも瞑想や運動をしてみましょう。
呼吸に集中しながら近所の公園を散歩すれば、ストレス解消の効果はもちろん、ふと、自分の本音が聞こえてくるかもしれませんよ。

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