
占星術の世界では、私たちひとりひとりの内側にミクロコスモが存在し、それらは宇宙のリズムとシンクロしていると考えます。
その人が生まれた瞬間の星の配置を平面図に起こしたものをホロスコープといいますが、占星術ではこのホロスコープを読むことでその人の持って生まれた性格や運命を探っていきます。
占い師であり心理カウンセラーでもあるZAHaRAが、占星術的な視点から幸運の波に乗る方法をご紹介します。
太陽系の天体と個人のエネルギー
前提ですが…
とっても簡単にいうと、占星術では太陽系の惑星(月とか金星とか)は人の持つ様々なエネルギーと対応していると考えます。
なかでも太陽~土星までの惑星をパーソナルプラネットと呼び、それらの天体の配置や組み合わせや強弱でその人の生まれ持った個性を探っていきます。
太陽…意識
月…無意識
水星…知性
金星…喜び
火星…情熱
木星…社会性・道徳性
土星…試練となるもの
内なる木星のエネルギーとは
占星術的には、木星は「幸運の星」であり、拡大するエネルギーを持つ星です。
よく占い雑誌などで「12年に一度の幸運期」といわれますが、占星術では誰にでも木星の周期である12年ごとに幸運期がめぐってくると考えます。
とはいえ、幸運が来たとしてもその波に乗れない人、そもそも波が来ていることにすら気づかない人は多いもの。
普段から内なる木星を意識して過ごすことで、いざチャンスがきたときにはがっちり掴めるようにしておきたいものですね。
幸運の波に乗るための、木星の使い方
幸運の星とよばれる木星のエネルギーを最大限に活かすための方法はこちら。
1、向上心を持つ
つねに自らの力でより大きなステージを目指しましょう。
自分より上のステージにいる人たちが引き立ててくれるのは、いつだって「上を向いて頑張っている人」だからです。
どんな状況でも理想を持って、自分を高めようとする人の上にラッキーは舞い降りるものです。
2、種をたくさん蒔き続ける
種を蒔かずして実りを得ることはできません。
どんな成果を得たいのか?どんな花を咲かせたいのか?
具体的なイメージを持ちながら、可能性の種をたくさん蒔き続けましょう。
いつ咲くのか、そもそも芽がでるのかは誰にもわからなくても、蒔き続けることが大切です。
3、チャンスがきたときのために準備しておく
チャンスの波が来ても、それに気づかなければ乗ることはできません。
いつ来てもいいように準備していると、チャンスに気づきやすくなるでしょう。
まとめ
「天は自ら助くる者を助く」という言葉があるように、幸せになるためにはまず自分から求め、動き続ける必要があります。
上を見て努力し続けた人が蒔いてきた道には、その時期がきたらたくさんの花が咲くのだと思います。