占星術の世界では、私たちひとりひとりの内側にミクロコスモが存在し、それらは宇宙のリズムとシンクロしていると考えます。
その人が生まれた瞬間の星の配置を平面図に起こしたものをホロスコープといいますが、占星術ではこのホロスコープを読むことでその人の持って生まれた性格や運命を探っていきます。
占い師であり心理カウンセラーでもあるZAHaRAが、占星術的な視点から人生をより豊かに楽しむ方法をご紹介します。
太陽系の天体と個人のエネルギー
前提ですが…
とっても簡単にいうと、占星術では太陽系の惑星(月とか金星とか)は人の持つ様々なエネルギーと対応していると考えます。
なかでも太陽~土星までの惑星をパーソナルプラネットと呼び、それらの天体の配置や組み合わせや強弱でその人の生まれ持った個性を探っていきます。
太陽…意識
月…無意識
水星…知性
金星…喜び
火星…情熱
木星…社会性・道徳性
土星…試練となるもの
内なる金星のエネルギーとは
ヴィーナスと呼ばれる金星は、その名の通り私たちの内側にある「女性性」のエネルギーです。
内なる金星を使えている人の特徴
女性らしさと聞いてイメージするポジティブな面が表れます。
自分が本当に求めていることが何かを知っていて、ワクワク、ドキドキするようなことを素直に楽しみ、恋愛や趣味に没頭します。
美味しいものや美しいものが大好きで、自分を魅力的にみせる術を知っている人です。
内なる金星を使えていない人の特徴
金星のエネルギーを上手に使えていない人は、女性性のネガティブな部分が目立ちます。
嫉妬深くてわがままだったり、浪費家だったり…
本能的な快楽に負けやすく、欲望に支配されていつまでも満たされません。
禁欲的になりすぎたり、 頭で考えすぎてしまい恋愛や趣味を心から楽しめないような人も、内なる金星のエネルギー不足です。
人生をより豊かに楽しむための、内なる金星の使い方
内なる金星を上手に使える人は人生の豊かさを享受することができるでしょう。
1、五感の喜びを満たす
五感が「心地よい」と感じるものに敏感になりましょう。
美味しいものをたべたり、きれいになることにお金を使って、自分へのご褒美をあげることで内なる金星は喜びます。
2、今この瞬間にある喜びに目を向けましょう
金星のエネルギーは、「いま、ここ」を最優先します。
喜びを自分自身に与えるだけでなく、今あるものの中にも同じように喜びや美しさ、愛を見出すことを意識してください。
どんな状況の中でも、向き合い方ひとつで人生は楽しめることを金星は教えてくれるでしょう。
3、自己愛を高める
自分の心地よさを優先するのは自己愛を高めることにつながります。
自分が不快だと感じることからはできるだけ距離を置きましょう。
自分の求めるものに忠実になることとわがままは、イコールではないのです。
まとめ
女神の名前を持つ金星は、自分の喜びも他人の喜びも、同じように尊重します。
私たちの中にある金星のエネルギーを上手に使って、喜びの多い人生を!